チョウザメについて

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チョウザメは鮫ではありません!

3億年前から地球上に存在する魚「チョウザメ」。
チョウザメは主としてカスピ海、黒海で採取される古代魚であり、その卵はキャビアとして広く世界で珍重されております。
このチョウザメは分類学上ではサメ科とは異なり、シーラカンスと同じ古代魚の残存種といわれております。体長は普通1m~2mですが、種類によっては5mをこえ、150歳まで生きるものもいます。
西洋においては王侯貴族の中でロイヤルフィッシュと呼ばれ、魚肉もその美味なるをもって貴重な食材として提供されてきました。中国でも煌魚(エンペラーフィッシュ)と謳われております。
チョウザメは近年の乱獲により、今最も絶滅が心配されている“生きもの”の一種であります。
故事によれば、中国において川を遡上するチョウザメを竜とみたてて「昇竜」あるいは「登竜門」の語源になったと伝えられています。

「エンペラーフィッシュ」の由来

今から千年前、中国東北三江地方に住む赫哲族の中に、村一番の魚とり名人がいた。ある日、名人が今まで見たこともないような巨大な魚を発見しモリを刺した。大魚は水中にもぐったり飛びはねたりして長時間暴れたが、ついに力尽きた。名人が村の若者十人の力を借りて大魚を引き上げてみると、なんと馬二頭分もある。時たま、皇帝の使いがこの村にきていたので、その大魚を船で運んで皇帝に献上することになった。
「この魚は何というのだ」-皇帝は魚の大きさに驚いた。「実は、まだ名前が付いていません。いい名前を付けてください。」と名人は答えた。皇帝は「うむ」とうなずきながら紙に「魚」という字を書き、その右に「皇」という字を書き足した。「この魚は魚の中の皇帝だ。鰉魚」と呼ぼう。これから毎年、持ってきてくれ」と皇帝は頼んだ。
この時から鰉魚と呼ばれるようになり、近世に至るまで、その時代時代の皇帝に献上され続けてきたという。

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